2009年09月07日

WAM4 マガジンガス漏れ補修

え~、ネタのなかったエロるでしたが、
射的をしていて気づいたマガジンからのガス漏れface07
によりネタができました(笑)

WAM4 マガジンガス漏れ補修

バルブあたりからのガス漏れです。
(以前にも別のマガジンで同様の漏れがあり、すでに処置はしました。)

基本的にはOリング交換とオイルアップが妥当な処置だと思いますが、
貧乏チューナーとしては別の方法で処置しています。

今回は、その内容について書きたいと思います。

では、いってみよ~!!


ここで、マガジンの分解についてですが、WAM4恩師のうさぞうさんのブログを
参照するとわかりやすいので、そのURLを紹介しておきます。↓
http://sabage.exblog.jp/10892051/

さらに、某掲示板では赤狼と呼ばれているRedwolfのHPにも
マガジンの分解方法が掲載されています。参考にどうぞ↓
http://www.redwolfairsoft.com/redwolf/airsoft/ReviewDetail?reviewID=190

んで、うさぞうさんも書かれているように、
マガジンは必要なければ分解は行わない方が良いです。おデリケートですから(笑)

さて、じゃあ分解方法について省略するのかというと、
さすがにそういうわけにもいかないので順番に書いていきます。

まずは、フロントカバー(BB弾の収まる部分)のピン4本を抜いていきます。

WAM4 マガジンガス漏れ補修

ただし一気に抜くのではなく、4本を平均的に抜きつつ、抜けそうになった状態で、
手でフロントカバーを押さえてピンを抜ききります。
(マガジンスプリングの力でカバーが押されて、カバー底部の爪を折らないため)

WAM4 マガジンガス漏れ補修

そして、じわじわっとフロントカバーを外していきます。

WAM4 マガジンガス漏れ補修

外れたらマガジンフォロワーとスプリングも外します。

WAM4 マガジンガス漏れ補修

元に戻すときに覚えておいたほうが良いマガジンフォロワーの向きは
この方向です↓(うさぞうさんのパクリw)

WAM4 マガジンガス漏れ補修

次にインナーブロックピンを抜いていきます。

WAM4 マガジンガス漏れ補修
WAM4 マガジンガス漏れ補修

抜けたピンたち↓(短いのがインナーブロックピンのフロント側、
長くて太いのがリヤ側、右の4本がフロントカバー用)

WAM4 マガジンガス漏れ補修

では、インナーブロックを外していきます。
精密ドライバーのマイナスなどで少しずつズラしていきます↓

WAM4 マガジンガス漏れ補修
WAM4 マガジンガス漏れ補修

下の画像のように、画像に向かって時計回りの方向へズラす↓

WAM4 マガジンガス漏れ補修

そうするとバルブロックのスプリングが見えてくるので、
飛ばさないようにしつつ、先にスプリングを外しておく↓

WAM4 マガジンガス漏れ補修

インナーブロックが外れた状態↓

WAM4 マガジンガス漏れ補修

ボルトストップレバー↓ これも外す。

WAM4 マガジンガス漏れ補修

インナーブロックが外れたマガジンケース側↓

WAM4 マガジンガス漏れ補修

今度はマガジンリップ部分を外す↓ (六角穴のネジを二つ外せばOK)

WAM4 マガジンガス漏れ補修
WAM4 マガジンガス漏れ補修

そして、ようやくバルブ外しにとりかかります。

俺は専用工具を持っていないので、ラジオペンチを使います。
がしかし、専用工具を使うほうが確実です。
(下の方のバルブ画像を見たら傷が付いているのがわかりますw)

んで、外してみようと試みたが、ネジ部分は外れたのにバルブは抜けず。
ガス放出口の方から押してやって、やっと抜けました。すると↓

WAM4 マガジンガス漏れ補修

Oリングがひとつ無い・・・

ブロック内を見てみると・・・くっついてました↓

WAM4 マガジンガス漏れ補修

けっこうピッタリくっついていて、取るのに苦労しました。

では、ここでガス漏れの処置をします。

バルブのOリングで直接的にガスの気密を取っているのは、
下の写真の一番左のシャフトの先端にあるOリングと、その隣のガス放出穴が
開いている真鍮部分先端のOリングと考えられます。

WAM4 マガジンガス漏れ補修

一番左のOリングは傷やへたりがなければ、バルブのスプリングと
ガス圧で密閉されるはずなので、その隣のOリングをなんとか気密アップさせてやりたい。

本当はその部分にシールテープを巻きたいが難しいので、別の部分にします。

それは真鍮部分と黒いネジの部分の間にあるOリングです。

そして、その処置方法は、Oリングをネジ部分にずらしておき、
Oリングがはまる部分にシールテープをきれいに2巻きします。

WAM4 マガジンガス漏れ補修
WAM4 マガジンガス漏れ補修

シールテープにシワができるとバルブがちゃんと入らないです。

また、巻く方向は、ハンマーが押す側から見て、反時計回り。
この方向だと、バルブを入れていった時にテープを締め付ける方向に回るから。

そして、Oリングを元の位置に戻す↓

WAM4 マガジンガス漏れ補修

こうすることで、左から2番目のOリングを押さえるつける為の、
シールテープで処置したOリングの厚さ(軸方向の厚さ)が増えます。

これでたぶん気密が前よりはアップするはず・・・たぶんw

あとは、Oリング部分にシリコンスプレーを吹き付けてから、
きっちりとネジを締めてバルブを元に戻す。

ここからは組み立て方法です。

まずは、インナーブロックにボルトストップレバーとバルブロック(スプリング無し状態)を
取り付けて、下の写真の位置まで入れる。
(もちろんOリング部分にはオイルアップしてから)

WAM4 マガジンガス漏れ補修
WAM4 マガジンガス漏れ補修

その後にバルブロックスプリングを入れる↓

WAM4 マガジンガス漏れ補修

そして、フロント側が先に奥まで当たるように入れてから、
上の画像で反時計回りに回してインナーブロックを入れる。
(外すときとまったく逆の順番)

そして、ピンを入れてガス漏れしていないかチェックをする。

問題なければあとは、フロントカバーを入れてから、
マガジンフォロアーとスプリングを押し込み、ボルトストップレバーとかみ合わせてから、
リップ部分を取り付ける。

残念ながら写真撮っていなかったので、うさぞうさんのブログ参照ください
(↑手抜きですみません、そして、うさぞうさんすみませんw)
http://sabage.exblog.jp/10892051/

という感じで、マガジンのガス漏れを処置できました!

※注意:この方法は、確実な処置ではありませんし、間違っているかもしれません。
同じ方法を取る場合は、自己責任でお願いします。(やる人いないかw)


バルブ以外の部分でガスが漏れる場合には、シールテープを巻く、もしくは、
シリコーン系ではない液状ガスケットを使用すれば良いかと考えています。
(HFC134a、HFC152aはたしかシリコンゴムにダメージを与えるとかあったと思うので、
長期的に考えるとシリコーン系の液状ガスケットは良くないかと。)

以上、マガジンガス漏れ補修でした~

けっこう長かったですね~

今回は、目新しい内容はほとんどなかったですが、
処置方法だけでしょうかオリジナリティがあるのは。(邪道かもw)

それでも最後まで読んでいただいた方ありがとうございました。

またネタができたら気まぐれでアップしたいと思いますw

ではではicon23



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Posted by ジョー  at 12:41 │Comments(7)WAM4

この記事へのコメント
こんにちは、いつも拝見しています。
私の場合、「ガスが出ない」・・・・・です(笑

今回の記事、分解の参考にさせていただきます(アリガトウゴザイマス
Posted by ボリ at 2009年09月07日 21:08
>ボリさん

コメントありがとうございます。
色々とトラブルを乗り越えてらっしゃる方ですよねw
私もちょくちょく見させていただいてました。

>私の場合、「ガスが出ない」・・・・・です(笑

デューティーマガジンですよね?
信頼性を上げている製品のはずなのに・・・
WAには失望させられますよね~w

ブログから察すると、たしかにバルブに問題がありそうなので、
マガジンの分解が必要かもしれませんね~

ただ、分解前に確認する事項としては以下があると思います。

・バルブノッカーピンを手動で押した時に、ピンがバルブに当たる
 位置が、きっちりとなっているか
 ⇒ガスがある状態:バルブの頭をちゃんとピンがとらえているか
 ⇒ガスが無い状態:最後まで押してバルブロックが掛かるか

・マガジンのガスを抜いた状態で、手でバルブを押したときに
 問題ないマガジンと同じように軽く押せるかどうか

その確認をしてみてはいかがでしょうか?
分解はそれからでも良いかと思います。

>今回の記事、分解の参考にさせていただきます(アリガトウゴザイマス

参考にしていただけて幸いです。

初めて聞いたトラブルですが、解決すると良いですね。
ブログに解決の記事がアップするのを期待しています。
(私も今後の参考にさせていただきますのでw)

お互いWAM4使いとして頑張りましょう(^o^)/
Posted by エロるエロる at 2009年09月07日 23:48
自鳴鐘を献上するなどして、我が国に機械時計が少しずつ入ってきました。なお、現存する最古の機械時計は、イスパニア(現在のスペイン)から徳川家康に贈られたもので、静岡県の久能山東照宮に保管されています。
Posted by sakurawow.com at 2013年08月01日 10:14
はじめましてm(_ _)m 読ませていただきました。同感です。余は機密がもてないから、漏れます。ドライブジョイ等のシールがっちりも悪くないですが、シールが痩せたとき、またもる、しかないのですが、見えないマガジン内が、シール材で汚くなるのがなんか嫌です。だったらとれやすい水道管シール材でもる派の貴殿の意見に同感いたしました。GPのスペアを買っても意味ないんです。渋谷の本山に送って直してもらうことも無駄なんです。好きなら自分の知識内でなんでかんで治す。その気概 惚れました(^o^)
Posted by 中古車屋 at 2014年03月04日 22:46
>中古車屋さん

はじめまして。コメントありがとうございます。
だいぶ前に載せた記事なので、
まさかコメントが来るとは思っていませんでしたが、
共感していただけたようで、私もうれしいです。

趣味の楽しみ方は人それぞれですが、
自分でやれば、手を掛けた分だけ愛着もわきますしね。

中古車屋さんも自分でなんとかやってしまう派ですね?

お互いこれからもやれるところはDIYでやっていきましょう!
Posted by ジョージョー at 2014年03月05日 01:05
ガス漏れ発生でこちらのブログへたどり着きました。
本当に助かりました。ありがとうございました(*^o^*)
Posted by ちむ at 2014年05月19日 17:24
>ちむさん
コメントありがとうございます。
お役に立てたようで嬉しい限りです。
わからないことがあれば、
お気軽にコメントください。
Posted by ジョージョー at 2014年05月19日 22:15
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